2012年4月2日月曜日

PC環境 物欲のいじくり記  10  チップセット上のヒートシンクが無い事象

ML110 G7 チップセット上のヒートシンクが無い事象「直ちに影響があるわけで無い」

室温
順調に稼動していると思いきや、某巨大掲示板でチップセット上のヒートシンクが無いLotがあるとのこと。稼動しているPCの側板を外して確認すると、ヒートシンクが無い!orz。取り付ける穴は、空いているのに無い。側板の図にはヒートシンクが付いている図が載っている。この筐体は無しのLotであったようだ。PCIeのスロットにはMegaRAID 9260-8iが挿さっており発熱大であり、またGPUとしてHD5440PCIeX1も挿さっている。このGPUは、ヒートシンクでの放熱なので発熱大である。試しに稼動しているチップにサーミスター温度計(おんどとり)を貼り付けて、通常の使用状態に組み上げてみるとチップの温度は54℃前後の値を示している。

チップセットにサーミスタ温度計を銅テープで張り付け通常の状態に組み上げて測定
直ちに影響がある温度ではない」?!のかな

室温は約25℃これは、ヒートシンクをつけて40℃台に落としたほうが気分的に「吉」である。まあ実際にはヒートシンクをつけて測定しないと温度はわからない。某巨大掲示板の情報によるとヒートシンク無しも仕様だそうで、今後のLotはヒートシンク無しで供給されるそうだ。でもHPさんチップセットの温度が54℃は高すぎやしませんか?ファンは強弱の唸りをあげて稼働している。手持ちの放熱板を耐熱性接着剤で取り付けることも考えたが、立てた状態でヒートシンクが外れたらショートの可能性もあり踏み切ることができない。夏になったら爆音サーバーになっていることだろう。

日本HPの公式発表(4月7日追記)
HP ProLiant ML110 G7 サーバー - チップセットの仕様変更により、チップセットのヒートシンクは搭載されなくなりました。

http://h20565.www2.hp.com/portal/site/hpsc/public/kb/docDisplay/?docId=emr_na-c03275339&ac.admitted=1333730543453.876444892.492883150


MegaRAIDで「はまった」件の考察
(記憶域の管理では、HDDが見えていても、エクスプローラー上では見えていない)

MegaRAIDの基板を挿して起動するとWindowsで標準のLSIのドライバーが入るようでそれで!マークが付かなかったようだ。通常ならそのままで良いのだが、当方CacheCadePro2.0を使用中なので、専用のドライバーが必要になっているようである。最新のLSIドライバーを入れ直したら、エクスプローラー上にHDDが出現した。LSIのドライバーは要確認である。さてOSをクリーンインストールしてもRAID構成情報は、そのまま引き継がれている。MegaRAIDWebBiosで再設定をしなくて済んでいるのでConfiguration情報は、RAID上のHDDに記憶されているようである。これはML110 G6に富士通のRAID PG-248B RAID 5/6 SAS RAID on LSI MegaRAID256MB)OEM LSI)を使用していた時に、転送速度が遅いためLSIMegaRAID9260-8iに替えたときも、同様にConfiguration情報が引き継がれていることから想定できる。このときもWebBiosで再設定をしなくて済んでいる。


続く




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